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11/14/2015

なぜ放浪するのか?そりゃまぁ家が無いからもあるんだけども・・・

何のために旅をするのか


正直、あまり自分が「旅」をしているという実感はありません。旅と言うより、行きたい場所を訪れているだけ。
それが、たまたま続いているだけです。でも、説明しやすいので「旅」と言う単語を使うようになりました。


大学生時代、農家を回ったときは「幅広く、日本の農家の暮らしや農業を見る」と言うのが目的だった。短期間で全てを理解することはできないし、会話から想像する部分も多く「知る」ではなく「見る(触れる・聞く)」と言う感覚でいた。

当時は自分が農耕をするつもりはなかった。「農業者と共に、日本の農業や食をよくしていく」そんな将来をイメージしての旅だった。現在は、自分が会社で農耕をすることになり、視点が少し変わった。先進的農家の経営や哲学、地域の繋がりなど注目するようになったと思う。



古野農場奥さんの指摘

大学生時代は一部に偏らず、多くの農家の意見が聞きたくて、そして、今は、自分が就職し、農を中心に地域活性化のような活動をする時のために、「先進事例」や「考え方」のような物に触れたいと思い各地を巡っている。
しかし、「そんな転々として、何が分かるんよ。ちょっといただけで、うちのこと全ては分からん。」と言われてしまった。私は、長期でいる研修生のように、幅広い技術は学べない。作付け計画のイメージもできない。そういったテクニックに関しては、それで良いと思っていた。(5年前は就農しないと思っていたし、今は、)就職後に地域の人に学ぶ面が大きいと考えているからだ。また、数日いただけでも、その地域や農家の特色、自分が農業経営をする上でのヒントのようなものは得られる。しかし、奥さんの言う通り、全てが分かる訳ではない。長く付き合ってこそ気が付くことがある。

また、「(人間は)何を見ても、自分の分かっているものしか分からない」「自分の都合の良いように捕らえてしまう」ともおっしゃっていた。見たかった部分や想定していた物、抱いていた疑問を解消し、自分の求めていた答えで満足してしまう。短期間で地域を巡る時、そうなっている気がする。見落としている部分は数多くあるはずだ。

各地を転々とし、各地を比較しての考察ができたし、様々な取組みを見ることができた。コミュニティを広げられたのも、大きな収穫だと思う。しかし、通年しての研修をしたことはない。そういう時間の使い方をした方が、充実した学びができたのがどうか、定かではない。いや、そういった時間をとった方が、考えも深まり、他の地域を比較する際にも、もっと質の高い考察ができたと思う。。。
人生何事も、「別の選択をしていたら・・・」と考えていても進まない。今までの経験と反省を今後に生かそうではないか。就職後、(就職先がある)千葉県ではしっかり地域のことを長期的に学んでいこうと思う。


「外にばっかり気が向いている。自分に気を向けなさい。」

これも、奥さんの言葉だ。初めは人に気を使いすぎだって意味かと思った。どうやらそうではないな。多分、「外ばかり見ていないで、自分の内側を見なさい」という意味だと思う。動き続けているだけでは何も見えてこない。「自分の分かっているものしか分からない」のだから。たまには、落ち着いて、自分の内側に目をむけ、何がしたいのか、何を考えているのかを考えるべきだという意味だと思う。
人間の成長は「拡散」「集束」「定着」の繰り返しである(ちょっと違うけど確かこんなのだった。U大学 武道学概論より)。様々な情報を得て(拡散)、混乱してきたらそれをまとめ(集約)、たどり着いた考えを自分の物にする(定着)。そして、また拡散が始まる。
私の場合、拡散(旅など)ばかりになり、集束がないと思う。つまり、自分と向き合っていないのだ。もっと自分への理解を深める必要がありそうだな。それができれば見えてくる物も変わってくるのかも知れない。

今までの人生、反省は多々ありますが、
今年度が最後のモラトリアム。
次の耕作に向け、心は燃えていますよ!!

随分、ブログと関係の無いことを書いてしまった。この記事以外にもこの所ブログの目的も曖昧になってきてるな。
渡仏前のままだし、表紙とか紹介文、早々に見直さないとですね。

Les gâteaux japonais en Kyoto


J’ai visité à Kyoto qui est une ville touristique. Aujourd’hui, je vous presente des Gâteaux de Kyoto.
Le plus populaire de gâteau de Kyoto est Yatuhashi. Mais dans ce séjur, je n’en ai mangé pas. Je parle l’autre gâteaux.


Demachi Futaba (adresse :上京区川原町通今出川上青龍町236)

Ce pâtiserie japonais est renommé pour le Mame Daifuku. Daifuku est un gâteu de riz gluant ( Mochi) fourrés à la pâte de haricot azuki(sorte de haricot rouge)(Anko). En japonais, Mame, ça veux dire l’aricot, le soja ou le pois etc. Donc Mame Daifuku est une sorte de Daifuku. Ce Mochi contient de haricot noir ( ?en japonais Kuro Mame. Je ne sais pas français).




J’ai achté 3 type. Le gauche est marron, le milieu est aricot noir et le droit aricot ruoge (pas Azuki).
Le Mochi est trés Mochi Mochi (c’est un sensaition dans la bouche comme souple, moelleux tendre ??? mais flexibillité ???) et un peu plus épais que autre pâtisserie. C’êtais trés bon !!
Si vous n’aimez pas Anko, je vous recommander le marron. Son intérieur est la pâte de patate douce. Ce Daifuku s’apelle Imo(patate douce) Daifuku. Il est moins de sucré d’Anko. Peut-être c’est spécialement brassé pour la saison d’automne.

Attention :On peut conserver ce gâteau seulment un jour. Ce n’est pas convenable pour cadeau. Mangez à Kyoto !




Mangetu (adresse :左京区麹小路通り今出川上ル)

Ce pâtiserie japonais est renommé pour Ajarimochi qui est un Manju. Le Manju est un gâteau traditionnel. Normalment son intérieur est Anko et extérieur est des pâte de farine de blé. Mais le Ajarimochi se fais avec farine de riz glutineux. C’est rare ! Et c’étai bon !!



Quand vous mengez des Gâteaux japonais,


 je vous recommande les manger avec du tés Japonais. Parce que le Anko est trop sucré. Essayez le mariage de Gâteau japonais et du tés japonais !

11/11/2015

九州突入! 合鴨家族へお邪魔しました。

二度目、5年ぶりの古野農場





今回も前回も1週間程度と短い日程。私の知る中では一番テキパキ仕事が進む農場だ。何箇所かで農業バイトをして自信があったが、ここで研修したらついていけないと思う。他の所でも、研修やバイトではなく、自分が農場主になるならうまくできる気はしないけどね(苦笑)。

〈期間も短く、作業の合間に写真撮る余裕もなさそうだったので写真は少ないです。〉

今回の作業は、畝間の除草、サツマイモ・万願寺唐辛子の収穫、水田のヒエ抜きなど。
小さいサツマイモをオーブンで焼いたやつがバッサ美味しい!小さいのは格外品で、基本的に従業員のおやつだけど、試食に出すと売れるそうだ。こりゃ買いますわ!
他の野菜も勿論美味!そして、なにより米!前回、白米と玄米を合わせたご飯に感動したのを覚えている。未だに、私の人生一番のご飯だと思う。今回は麦ご飯。こっちは、麦のプツプツ感が良い!

何のために有機農業をするのか

古野さんご夫婦は「なぜ有機農業(に限らず、○○)をするのか」という、目的を大切にしているように感じた。別に答えがある訳ではない。自分なりに見つければ良い。自分で見つけた目的が無いと続かない。目的から反れるとうまくいかない。ぶれずに突き進めるような目的を考えなくてはいけない。当たり前のことだけど、大切なことだ。

一人勝ちではなく、地域
私は4月から福祉の会社に入社します。そして、耕作放棄地で農業をします。

地元の人が農地の管理をお願いしてくるくらいの信頼関係、地元の人に学びながら始める農業、最終的な目標は地域全体をよくする事。そんな、ところに惹かれて、この会社に入社した。

「農地を借り、まずは周囲に習って農業をするので、初めは慣行農法になると思います。」
と言う発言に対し、「それがいい!」とみんなが言う。当たり前だと思っていたけど、そこまで押されるとは思わなくて、びっくりした。やっぱ「郷に入っては郷に従え」という考を農家の人は重要視しているのだろう。
また、「1つの農家や会社ばかりが活性化してもいけない。地域全体の農業が元気ならんと。」と。古野さんも、周囲の離農する方に農地を任されていて、農家数は減少している。この町では、水路の関係上、上流の人が農業(水路の管理)をしなくなれば、下流で水が引けなくなってしまう。地域全体が活性化するというのは、ここでも課題のようだった。
私の就職先も、離農者が多いから農業を始めるだけで、本当の目的は農業参入ではなく、地域活性化だ。耕作放棄地の利用は守りの事業だと捉えている。そこから、どうやったら周辺農家が離農しないか、農家の利益を出せるのか、それを考えるのが攻めの事業だろう。「地域の為」と言う目的を忘れず勤めたいと思う。



現実は甘くないだろうけど、始まる前はいくらでも理想を言いますよ!!


本文とは関係ありませんが、古野さんの米で作ったお酒「一鳥万宝」です。
合鴨一羽から、色々な効果、価値が生まれるという、古野さんの作った造語です。