フランス南部の島コルス。
元、フランス1治安の悪い町であるマルセイユから、マフィアの多いと話題のコルスへやって来ました。 注意しないととか思いつつ、いきなり見知らぬ若者達に呼び止められ、BARの中へ。正直怖かった! このとき12時でしたが、前日の8時から飲んでいたらしいです。 フランスなんてクソだ!コルスはフランスじゃない!とか叫んで、品のないやからでしたが、郷土愛が凄い!! さすがコルス! |
<簡単にこの時期のコルスの気候について>
日中の暖かい時間が長いためか、東京より暖かく感じました。山が結構あって頂上は雪が積もっていましたが、平地では1回ぱらついただけです(二週間の滞在期間中)。
風は東京の春と冬の間位、天気はほぼ晴れでした。
<経営と作業内容>
羊
今が出産シーズンらしく、初めはBrebis(雌羊)が約40頭、Agneau(子羊)が10頭程度だったのに、最終日にはAgneauが22頭に!3~4ヶ月位で食用として売るそうです。コルスの羊は乳用種だが、色々と設備が必要だから、ここでは肉用の販売しかしていそうです。
一度だけ、羊乳を飲む機会がありました。相当美味い!
好みかも知れませんが、ヤギのような強い臭みではなく、比較的まろやかな香り、牛よりも濃く、ほんのり甘い。
これは断言できる!
「今まで飲んだ牛乳、いや、乳製品の中で一番美味い!!」
(あ、赤ん坊の頃の母乳は記憶にないから除外ね。)」
これは断言できる!
「今まで飲んだ牛乳、いや、乳製品の中で一番美味い!!」
(あ、赤ん坊の頃の母乳は記憶にないから除外ね。)」
これでプリン作ってみたいな~。
実は、農家になるなら羊飼ってみたいと思っていた。牛ほど大きくもないし、ヤギのように草木を食べつくさないし、ヤギは肉も乳もちょっと癖があって、自分は好きだけど万人に振る舞いにくいし・・・といった理由からです。なぜ、日本で羊をやっている人が居ないのだろうか?
自分で捌けるのも羊の利点! |
ネットによると・・・
明治時代、日本は羊毛のために羊業を始めたが、戦後需要が落ち、現在は日本にいる羊は1,7万頭程度だそうな。農水のページで農家数4件とか見た気がしたけどそんなに少なくはないな。そしてそのページはもう見当たらない・・・(←農水のページ、リンクが複雑なのか、どうやってその情報にたどり着いたのかいつも分からなくなる。)。
因みに、羊毛需要が減少したため、羊の食肉が考えられ、ジンギスカンがひろまったそうな。その為、現在の羊は食肉用。
また、減少したのは経済的な理由と、気候的な理由もあるらしく、日本の湿潤・温暖な気候が合わなかったとの記述もありました。コルスの羊は乳用で比較的温暖な地域に向いている。湿潤すぎるかも知れないけど、気温は関東で丁度よさそうだし、個人的には乳メインでやりたいし。
是非とも挑戦してみたい!!羊乳農家!!
是非とも挑戦してみたい!!羊乳農家!!
柑橘
コルスは柑橘が多いです。僕の使っている辞書でミカンと引くとmandarine(マンダリンオレンジ)とclémentineと出ます。が、どっちも食べた感じは温州みかんではない!恐らく前者は「せとか」に近い。後者は・・・分かりません??ミカンくらいの強い甘さ、風味はデコポン(←なにかの突然変異だったよな?)?皮が薄いが固く、はがしにくい。サイズは日本でいう温州みかんのSSサイズ位でした。
冬場がclémentineの収穫時期。収穫バイトを募集している農家がありました。(もう少し早く、そして長くコルスにいれば僕も働けたっぽい。残念)
僕のホストはグレープフルーツかな?大きめの柑橘がありました。まだ収穫ではないらしく、残念ながら除草しかしませんでした。除草といってもéglantier(ノバラ。日本の見たいに可愛いサイズじゃない。)!手袋使わなかったから手が傷だらけに!しかもその後、1週間位は、「あ!また手から棘出てきた!」なんてことが続きました笑。素直に手袋借りておくんだった。
イチヂクの剪定をしました。これ、イチヂクなの?と思ってしまう様なサイズの木。形もなんか変?そう言う品種なのでしょうか?よく思い出してみると、南仏でこの形の樹たまに見ていた気がします。