ちょっと高いらしく、こっち(フランス)では少し特別な料理らしいです。
ホストマザーが「獲って食べたことはあるけど、調理方が分からなかった。」って言ったら、「じゃあ食べるか!」って感じでカエル料理作ってくれました。
《料理の話の前に、少しカエルの流通について》
皮は剥かれて、後ろ足だけ(正確には背中も少しある)状態で冷凍されていました。
生産はフランス国内でも、海外でもあるらしいです(と思うってホストマザーが言ってました)。こんな調整に手間かかりそうな食材フランスでやるんですね。機械で何処までできるんだ?
《調理》
臭みを抜くため、4時間半くらい、牛乳に浸ける
牛乳をきって、小麦粉をまぶし、揚げる
バターを溶かし、persillade(パセリとニンニクをミンチにして混ぜたもの)を加え、カエルにかける
《乾燥》
臭い結構強い。獣臭いのではなく、溝系?
食感はかなり質のいいささみ。でも、味は良い。鳥よりもアジに近い?魚っぽい旨味がある。
ぬめりもあった。
総合的に鶏肉より高いなら鶏肉で良いわって感じです。そこまで美味しいとは思いませんでした。
ただ、欠点が臭いとぬめりだから唐揚にすれば結構行けそう。そのままだと骨が邪魔だからやるとしたら1回肉をほぐしてナゲットか?チョー面倒くさいな。
基本的に、フランスの料理ハーブ強すぎ。臭いは全部ハーブでごまかしてる感じ。日本人のイタリア(たまにフランスも)料理人の中には、「食材全体の味を生かすためにニンニクを極力使わない」なんて人がチラホラいるけど、ヨーロッパでその発想はあるのかな?
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