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9/14/2013

身近なCAM植物 スベリヒユの利用

さて、何度か登場している植物、スベリヒユ!!



前にチラッと書きましたが、CAM型光合成と言う特殊な光合成を行っています。

どのように特殊かと言うと、、、
(CAMは高校生物で習わないですよね?)

夜、二酸化炭素を吸収して、昼は気孔を閉じて夜に吸収した二酸化炭素で光合成するんです!!

これ、凄くないですか!暑い場所、乾燥している場所などで、昼間に気孔を開くと水がすぐになくなってしまう。だから、夜に二酸化炭素を蓄える。ちょ~効率的!!
そのせいなのか、スベリヒユを刈り取って放置してもなかなか萎れません。

夜に取り入れた二酸化炭素はリンゴ酸として液胞に蓄えられます。そして、昼、陽が出て光合成が出来るようになると、リンゴ酸を二酸化炭素にして光合成します。

こういう植物をCAM植物と言います。サボテンとか、多肉のもが多いです。



まぁ美味けりゃ何でもいいんですけどね笑。

スベリヒユは、公園、街路樹の根元、畑、結構何処でも採れます。おひたしとかでも、癖が少なく食べやすい。リンゴ酸のせいか少し酸味があります。あと、粘りも特徴的!

今回は、ピーマンと混ぜ、自家製の麵つゆで味付けしました。

寮の駐輪所で採ったスベリヒユを洗い、ピーマンとスベリヒユを軽く刻んで塩を振る。
更に、醤油、麵つゆ、ゴマ、ごま油を加え、シリコンスチーマーで加熱。
それだけ。


前に使ったときより酸味がある気がする!
採取時期、時間、生育状態によって酸味は変わるのかな?

湯がいて、醤油とからしなんかも美味いです!まぁ、からし醤油は小松菜とかでも美味しいですね。


見た目は、多肉で、ちょっと褐色なので見分けるのも覚えるのも簡単な植物です。
似ている植物と言うと、スベリヒユの花が大きい、園芸種のハナスベリヒユって言うがあります。見た目は・・・スベリヒユの園芸種って感じ。なんとも説明しにくい。そっくりなんですが、なんか人口的で明らかに園芸種なんですよね。これは、ちょっと口では言い表せないな。

まぁハナスベリヒユが逃げ出してるとこはあまり見かけないし、どちらにしても食べられるはずなので気にしなくていいと思います。

是非、採って食ってみて下さい。

さぁ、街中サバイバルの第一歩を!!!

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