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2/02/2014

今年の漬物

年末の話。
小川町で野菜を貰い、その後京都へというスケジュール。野菜は使い切らなかったので漬物にして保存しました。

勿論、適当な樽とかあるわけはない。蓋もない。
炊飯器の釜やら、タッパーやらに漬けて、ラップをし、割り箸で重さが分散するようにして強引に漬けました。



重しもあまりないので、漬物の上に漬物みたいなことも。

これの上に水を入れた瓶などでさらに重しをしました。
ダンベルも良い重石でした。最近、ようやくダンベルが開放されたので筋トレをしないとかな・・・。





たくあん。良い感じ。樽塾のワインと食べたいと思ってなかなか手がつけられない。




他にも色々。
左上から時計回に、

柚子の砂糖漬け:これは直売所で買った柚子。

大根ビール漬け2種
聖護院大根:辛味が強い?しっとりした食感/青首:シャキシャキ。味も軽い感じ。

白菜漬:現代農業に載っていたレシピ。良い感じで乳酸発酵!かなり甘味も感じられる。発色剤とか漂白剤がないとこんな色になるんだ!!

セイサイ漬け(山形の郷土料理):といっても、今回はセイサイ菜ではなく大きな小松菜。漬けた汁も出汁醤油感覚で使える。


レシピはクックパッドとか見ればいっぱい出てるので割愛。結構簡単です。


大学寮生時代、寮に漬物小屋が欲しいと思っていました。
農学部があれば、何かしら相当量の野菜貰う機会はある。その時、漬物にできたら絶対有意義!!
でも、樽とかで漬けるとなると、場所が問題なんですよね。スペース的にも、気温や湿度など環境的にも。
宇都宮大学は一応農学有名(過去形か?)な大学なんだからんな設備あれば良いのに。




 味噌漬けもやりました。
長ネギの青いところをきざんで味噌に混ぜただけ。一部白い部分も入れました。
このまま、味噌汁にできるのがちょー便利!!
白いところはそのままかじっても美味しい!!

さらに、大根の根の一番下。細くなっているところも味噌に。(ここは出荷前に切っちゃうから店じゃ手に入らないな。)
ゴボウみたいな食感で濃い大根の味。これも刻んで味噌汁に入れるだけなのでかなり便利でした。





因みに、最近はある友人を真似て、味噌に出汁の素を足して、お湯を注ぐだけの味噌汁です。
味噌漬けにしておけば火を通さなくても具ができるのでさらに簡単になりました。



漬物のお陰で、ご飯、味噌汁、漬物だけで相当贅沢な食事になる!!!
日本人凄いな!

干し野菜 見直しました!

何年か前、干し野菜ブーム(?)ありましたね。・・・よね?


保存利くのはいいけど、そのまま調理した方が美味いじゃん?って感じで僕はあまりやっていなかったのだが、最近ちょっと見直した。

大根やニンジンの葉などではかなり使える!!


前から思ってたけど、大根やニンジンの葉、確かにおいしいけど量が多い!根(根部)と一緒にそんなに量使わない!!

だって、冬なら根部は煮物にしたいじゃない?葉は炒め物??
ニンジンの葉なんてハーブじゃん!!

どうして一緒に売るかなぁ。別々で売ってくれればいい。
炒め物するとき、大根の葉欲しいし、ジビエやるときニンジンの葉欲しい!


でも、そういう需要があまりないから一緒に売るか捨てるかなんでしょうね。
虫だけではなく、こういう非可食部扱いされる食材も使い方を伝えなくては・・・。


で、今回。そんな一度に使いにくい食材を干すのは良いな!と思いついたわけですよ。
こんな感じ。最初は天日干。その後、本当は何か袋に入れるべきでしょうが、面倒なので干しっぱ。


干してみて気づいた。

大根の葉は手で崩して、加熱(煮るか、水多めで炒める)すれば良い!包丁で刻むより楽!!
炊飯器でも良い。炊く前に米の上に手で崩して乗せるだけ。味噌汁に入れても良いし、そのまま味付けておにぎりにしても良い。
干さずに炒めた時のしゃきしゃき感はないけど、違う食材として色んな使い方ができる。


見えにくいけど、葉っぱの下にシャケも入っている。このまま混ぜればおにぎり。



ニンジンの葉も手で崩すだけ。ハーブじゃん!って言いつつなんでこうやって使わなかったのだろう??
パセリとたいして変わらないジャン!!少し風味弱いけど、量で調節できる。ニンジンっぽさも少しあるな。







ちょっと果物に移ります。

多分、毎年はできない干しリンゴ。

今年貰ったリンゴはなぜだか切断面の変色が遅い。糖度が高いのか、ビタミンCが多いのか?

理由は分からないけど、変色しないなら!?と思い、干してみた。
綺麗な干しリンゴや!!

普通は塩水か砂糖水をつけないと茶色くなっちゃうんでやらないのだが、今年のは何もいらない。
味が凝縮されて、周りに添加された味もないので本当に「噛めば噛むほど味が出る」ってやつ。





最後に、切り干し大根。
これは、学生時代から凄く推している。
基本的に野菜の皮はむかないが、煮物にするときの大根は皮が邪魔なのでむく。
そして、皮は干して切干大根に!!

ただ、細長くするのが面倒。色々工夫したものだ。
結局、大学時代は包丁で縦に切れ込みを入れ、切れ込みに沿ってピーラーでむくってので落ち着いた。

でも、今はピーラーがない!!
そこで、2.5cmくらいの輪切りにした大根を、かつら剥きの要領で三回に分けて皮を剥くことに。最初の二回は面取りのイメージ。
あら、意外と楽ジャン!!

結構日持ちするから大根の煮物する度に作って、ストックしておく事をお勧めします。